男嫌いな演技上手

「あのー。私たちいっしょに回る約束とか…してないよね?」


記憶をたどるけどしてないよ?してないよね?


「あ?助けてやったんだろーが。あほか」


あ、あほぉ?!


「ありがとうございますー!どうせあほですぅー!」


「おう、感謝しとけ!じゃ、回るかー何みたい?」


「んー。あ。クレープ食べたいなぁ…」


さっき誰かがいってたの聞いて行きたいと思ってたんだよね。


「あー。2-2だったけ?いくか」


「うん。……って!まてまてまて!」

「なんだよ?」

「助けてくれただけなんだよね?約束してないよね?なんで一緒に回る流れに?!」


おかしいよね?!

てかこんな格好の私連れて歩くの嫌でしょ?



……普段の私も嫌かも知んないけどさ。


か、悲しくなってきた。


「はぁ?お前一緒に回るひといなかったんだろ?そんなに俺と回るのが嫌?」


「いや、そうじゃなくて。いや、むしろ嬉しいけど!ってそうでもなくて!……こんな格好で目立ってる私を連れて歩くの嫌でしょ?」


「え、いや、むしろ嬉しいって……嬉しいっていった…これは脈ありか?」


なんか訳のわからないことをブツブツいってるけど…


「ねえ、嫌じゃないの?」


「嫌じゃないっていうか、お前を一人で回らせたら変な虫がよってくるだろ…だからって他の男に任すのは…だめだ。女子ならまぁ…いや、でも……もういいだろ!俺が一緒に回りたいの!///」

……え?


やばい、めっちゃ恥ずかしい。


でも嬉しい。


「そ、そっか。じゃあ、いこ!(ニコッ)」


「お、おう」