男嫌いな演技上手

「雅英、ちゃんと、水城にも、他のいろんな人にもあやまるんだよ。」


そして、お墓参りにいこう。仲直りしたよって。


幸せだよって。


ありがとうって。



いいにいこうよ。


「あぁ…」




「俺も……いっていいかな?」


と、神谷が言う。


「いいけど…なんで?」



「いや……雅英と二人ではちょっと不味いからな。あと紗英さんに、未来のお婿さんですってね。」



「ぷっ!なに?妬いてんの?!かわいあとこあるね!」


と、雅英。


よくわかんないな。


キョトンとしてると、



雅英に耳元で「美樹菜が好きなのは神谷でしょ?」


といわれ、顔がどうしようもなく熱くなった。


といってもさっき気づいたし。


殴り込みに行ってくれたときくらいに好きになってたし。


やさしいから…



は、はずかしい!



まさか私が男を好きにるとは…



「がんばれ」



耳元で雅英にいわれ、やっぱりあかくなった。