男嫌いな演技上手

雅英は隣で静かに泣いていた。


「墓参りはいこう。皆で。」


「あぁ…っく…有り難う…美樹菜っ…また惚れそうだよ…」


へにゃっと笑う。


「おい!!話は聞いたぞ!!」


「「は?」」



「お前、やっと素直になったの?で?気持ちは伝わったの?」


「え?あ、あぁ。てかなんでここにいるんだよ。神谷。」


「いや、サボってたら二人が真剣に話してるから?解決したみたいでよかった…」


え……と……二人で話が進んでるけど。



神谷は……前に殴り込みにいってくれたんだっけ?


で?雅英が改心して謝りに来て?


なんか私も許しちゃって?


仲良くなってる?


なんで?神谷と雅英が?


ん?


「神谷。いつ雅英と仲良くなったの?」


「え?殴り込みにいったとき?」


「てかなんでいるの?」


「見守るため?」


「あ、ストーカー…」



「ちげぇよ!!」