翌日


「行ってきまーす」


「いってらっしゃーい！」




……なぜかうちにいる明菜ちゃん。


いや、たまに来るのは良いんだけど最近多いな…


私が元気ないのを察したのだろうか


気を使ってくれているのかもしれない…


心配をかけているかも…





だから早く解決しないと。





「おはよ」


……


「水城？！………………と、神谷」


「おい、俺の扱いが酷いぞ」


「そんなことはよくて、どうしたの？水城」



よこからそんなとはなんだとかなんやらかんやら聞こえた気がするけど無視かな。


「そりゃ心配で心配で……神谷くんが」



あー…やっぱりみんなにも心配かけちゃってたかな…


って、ん？


「神谷が？私じゃなく、神谷が心配だと？」


「いや、神谷くんがね～もー美樹菜のことを心配しすぎて満身創痍に…」


「だあぁぁぁ！！！！！なにいってんだよ。」


「神谷って心配できるんだ」


「ばかにしてんのか？あ？」


結構怖いですよ。


まぁ、でも。うれしいからさ


「冗談。ありがと」