あの日は、雪の日だったかな。


とても寒くて。


私には親友、沙恵がいた。


沙恵には好きな人がいた。



それが、雅英だった。



毎日「目があった」「話せた」「○○があった!」と、話してくれた。


私もまだ男嫌いはひどくなかった。



そんなとき。



雅英に呼び出された。



告白だった



一番いけないのは、それを沙恵が見てしまったこと。


私は沙恵の気持ちもしっていたし、なんとも思ってなかったから…


「ごめんなさい」


振った。