美希菜side

「神谷…ありがと」


「あぁ」


あのあとは。よく覚えていない。


でも、また会わなくちゃいけない。


けりをつけなければ。


「美希菜…」

「水城…大丈「やっと別れられたよぉぉおお!!、」……え?」


「長かった…あの人最低だった!



ね?!どうしよっかな。他に彼氏作らないと!」


水城…明るくしようとしてくれてるんだよね。


自分だって辛いのに…


「水城…ありがと。話、しよっか。四人で。神谷も、巻き込んだ。ごめんね」


神谷にも謝った。



「いや…美希菜が男嫌いになった理由でもあるんだよな…よし。」


「あのね…」