「なんだろうね。そうそう、別れよっていってなかったよね?それとも…もう別れてる?」


水城を見て嘲笑うかのように豊満に笑っている


「っな!当たり前でしょう?!」


「美希菜の近くにいたからさ、話しかけてみただけだし。


美希菜のあの顔。思い出しちゃってさ」

そう、衝撃的な言葉をいった雅英。

「え。」


「っ。あんた、また私の親友を奪うつもりだったの?!」


たまらず張り上げた声に回りの人は驚き、逃げていく。でも……


「なんで…私はっ」


「憎いんだよ。お前に親友とか。似合わねぇし。俺を振ったお前が。そのせいでお前の親友も死んだんじゃないか?俺のせいと、完璧に言えるのか?」


なにも…言えなかった。確かに。私が了解していれば。あの子は…


「なにいってんのか知らねぇけど。聞いてる限りお前が振られた見せしめにしか見えねぇよ。」