男嫌いな演技上手

「ふぅん?」


ぜってぇ信じてないな。


「お前よりうまいかもな?」


ちょっと虐めたくなって言ってみた


「あーはいはい。どうせ私は料理も勉強も運動も友達もできませんよー」


なんだか認めちゃってるし。


いや、美希菜のが料理うまいと思うけど。


「え?美希奈ちゃん勉強も運動もできるし、友達だって・・・」

・・・と翔希がつっこむ。


いや、あってるけど


「お世辞はいいよー翔希くんは優しいですね、誰かさんとは比べ物にならないわー」


え、まって、今俺のこと?


結構傷つくんだけど。


「俺?」


「さぁねー」

うわ、ぜってぇ俺だ


よく考えたら美希菜から見て、俺結構印象悪くね?


いや、美希菜に嫌われたからといって…


「って、大丈夫?顔色悪いけど」



「え?あ、あぁ・・・」


嫌だ。


これが好き・・・ってことか?


認めると結構恥ずい・・・


「え、ほんと大丈夫?顔赤いし・・・熱?」



って、手伸びてくるしっ!!


近いわ!!


「熱はないみたいだけど・・・顔赤いし・・・休んどいたほうがいいよ」


「あぁ・・・」


いや、熱はないけど。


美希菜が赤くさせてんだろ…



てかさっきまで怒ってたのにいきなりこんなことするし


認めちゃってからだと心臓もたねぇ・・・