ケン:「…俺がちょっと言ったから…か?」
アイコ:「何言ったの?ご飯も要らないなんて、よほどひどいこと言ったの?」
ケン:「そんなにひどくはねぇよ、な!」
メグ:「うん。たぶんケンはそんなに悪くないと思う…、ね」
ユキ:「うん、悪くないよ」
ケン:「食お!せっかくの料理が冷める。…カノコにはあとで俺が持ってくよ」
―カチャカチャ
扉を開ける音がした。
アイコ:「カノコ起きたのかな?」
ケン:「いや、…玄関じゃねぇ?」
4人は玄関へ行った。
そこに、地味な感じの女が立っていた。
「あの~…、ここは合コン会場ですか?」
今夜3人目の新入りだ。
代表してケンがこの館の説明をした。
すると女は疑いもせず、あっさり状況を飲み込んで、自己紹介をした。
「私はユカリと申します。歳は22歳です。よろしくお願い致します」
そして、先に入っていた4人も自己紹介をし、みんなで食事を摂った。
メグ:「ねぇ、1番最初に入ったのって誰ぇ?」


