館‐yakata‐


メグとユキはそれぞれケータイで助けを呼ぼうとした。

だが圏外でつながらない。



ユキ:「だめだ…、つながらない…」

メグ:「2階はどうかな?あたし行ってみる!」


メグは2階に上り、試したが、やはり電波は通っていない。

とぼとぼ階段を下りて来た。



ケン:「何やってんだ?メシ出来たぞ」

メグ:「ここケータイ使えないんだね…」

ケン:「ああ、そうみたいだな」

ユキ:「ケータイが使えないだなんて、どうやって生きていけばいいのぉ!?」

ケン:「とりあえずメシ食や生きられるだろ。行こう」


ケンはメグとユキを食卓へ連れてった。
テーブルにはアイコとケンが作った、たくさんの料理が乗っていた。


メグ:「すごい…」

アイコ:「本当すごいの!ここの冷蔵庫なんでもあるんだもの」

ケン:「こんな分厚い肉も普通にな。食おうぜ」

アイコ:「あれ、カノコは?」

ユキ:「ご飯要らないって寝にいったよ」

アイコ:「カノコ…具合でも悪いのかな…?」


メグとユキは、ケンを見た。