「ねぇ、はる兄‥ここでもう1回、はる兄と星を眺めたいんだよ‥」 どうせ叶わないこの思いをいつまでも照り続ける太陽につぶやいてみた。 そして、私は心地よい風に包まれてそのまま眠ってしまった。 えっ‥ はる兄‥ はる兄でしょ? 嫌だ‥ はる兄が女の人と歩いてる‥ そんなの見たくないよ‥ ねぇ、はる兄‥ 待って、待ってよ‥ 私を見て!