気がつくと私は自分のベッドにいた。
「はる兄、どこ‥?」
一瞬今までの出来事が夢だったのかと私は疑った。
いや、現実だ。
さっきはる兄からもらった飴が私のポケットの中に入っていた。
「はる兄、ありがとう。」
私はそうつぶやきまた眠りについた。
あとから聞いた話、私が流星群を見ながらいつの間にか寝てしまい起こすのはかわいそうと近くで一人暮らしをするはる兄のお兄さんに車で来てもらい家まで送ってもらったみたい。
そして、私は玄関の鍵を閉めて来なかったためはる兄がこっそりベッドまで運んでくれた。
私とはる兄だけの素敵な思い出。
今でもちゃんと覚えてるよ。
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