「え、綺羅どした?」 「す、すみません。何でも…。」 ちゅ。 え… 瞼に柔らかいものが優しくふれた。 大津さんのく、くちびる? 「お、大津さん?」 「大丈夫、言ってみ。」 そんな優しい声に導かれるよう 涙があふれてきた。 「今日、大津さんとデートできて すっごく嬉しかったんです。 でももうこれしかないんだって考えたら なんか涙がでてきちゃって…。 すみません、こんな、あはは。」 本当、ばか。泣くとかなにやってんだろ。