「京香ーっおはよーさん」
先輩が微笑む

「先輩、もうお昼なんですけど」
あたしは呆れる
多分今学校に来たんだと思う

「んなのどっちでもええやん」
先輩は口を尖らせる

「それより、お昼ご飯っ京香はもう食った?」

あたしは首を横に振る

「んじゃー今日は俺特製弁当やっ」

と言って先輩は弁当をあたしに渡す