キミが教えてくれた

そう言って先輩は
あたしの胸元にキスマークをつける

「これで、京香は俺のもん…朔良なんかのところに行くな…」

先輩の真剣な顔にあたしは頷くことしか出来なかった


「夢の世界はもう消えてしまいそうやな〜今日は帰ろうっか」
と…いつもの先輩に戻っていた


あたしの乱れた服を優しく直してくれる


そして、あたしはまた先輩のバイクにひょいっと乗せられた