キミが教えてくれた

息が出来なくなり
あたしは酸素を求めるけど
先輩は止めない

それどころか
先輩の手があたしの服を乱れさせる

ブラのホックを外す
締められたものが軽くなる

「せ…先輩っ…」
トロンとなった目で先輩をみる

「もう少しだけさせてくれ…」

先輩はそう言ってあたしの唇から唇を離して
トロトロになったあたしの体を指でなぞる

いつの間にかあたし達は倒れ込む状態になっていた
胸のところまでくると
あたしは変な声をあげる
それを先輩が片方の大きな声で覆う

「そんな声をあげると、それ以上のことをしたくなる…」