朔と出逢ったのは3年前の頃

あたしは真新しい制服を着て高校一年生だった


が…初日から遅刻

「やっばっ…遅刻だぁぁ」
長いあたしの髪が揺れる

すると後ろから自転車が来た
その自転車は止まりあたしを呼んだ

「後ろ…のって?」

あたしは彼が同じ学校の制服と確認し後ろに乗った