キミが教えてくれた

あたしは少し外の空気を吸いたくなって席を立った


あと少し気になることがあったから


「俺もついてこようか?」
心配そうにあたしをみつめる朔


「ううん、大丈夫。すぐ戻ってくるから」

そうにっこりとあたしは笑った