キミが教えてくれた

家に上がると
お父さんが待っていた

｢お父さん…京香さんを僕にくださいっ｣

朔はお父さんに向かって朔は深々と頭をさげた


お父さんは突然のことにびっくりしているかと思いきや意外と冷静だった


｢朔良くんの気持ちはよくわかった…だが親の俺としては娘をとられたくない｣

え…
これって


反対って意味？
朔は黙り込んでしまった