キミが教えてくれた

「帰ろう、京香」

そう微笑んであたしの手を引く

あたしは幸せ過ぎて胸がいっぱいいっぱいだった


帰りながらあたし達は色々な話をした

「今日さっ、京香の親に話しても良いかな?…結婚のこと」

俯きながら朔はあたしに問いかける

あたしは「もちろん」と答えた