キミが教えてくれた

そこには既に朔が待っていた


あたしをみつけ小さく微笑む

あたしも微笑み返した


「あの…えっと…」

朔が何か言いたげな様子だった

あたしはそれを黙って聞く

「俺と…」


何故かそこで言葉が詰まる朔


しばらく沈黙が続いた
すると朔はついに言葉を発した









「俺と、結婚してください」





とても


真剣な



顔だった…