キミが教えてくれた

「朔ぅー」
あたしは顔を真っ赤にして朔を見つめる


「襲えないな」
なんてことをボソボソと呟く

「明日には元気になれよっ行きたいとこあるから」
なんて言って、朔は微笑んであたさのオデコに優しいキスをした

「俺もそっちで寝ようかな」

「ちょっ、朔は体弱いんだから一緒に寝ない方がいいよっ!?明日行きたいところあるんでしょ!?」

「うーんいいや」
さっき言っていることと違うことを言っているからビックリした


「だーめっ近づいたら駄目っ明日デートしたいのっ」

そう言ってあたしは朔をシッシッと手ではらった