キミが教えてくれた

それからちょっとして
ノックの音が消え

ガチャッと言うドアがあく音が聴こえた

あたしは少しびくついた

けれども寝たフリ作戦を実行していた

足音がして、パタリと足音が止まった

朔の気配に気づいた

寝ているあたしをみつけたのだろう



何かしてくるんじゃないかなって少しドキドキしていた


けれど、朔はその場からすぐに立ち去った


…少し

期待…


してたのかも知れない