キミが教えてくれた

そして一時間後ぐらいであたし達は目的の場所に辿り着いた


そこは周りが自然に囲まれていて

温泉の匂いがほんのりとした、

部屋は、あたしとはるねえ
もう一つが、朔と南さん


はるねえの知り合いは他のところに用があって
そこに泊まるらしい

明後日の昼に迎えにくるって言ってたっけ


夕方からご飯で、それまでは自由行動


はるねえが
「どこか一緒に行く?」って言われたけど

南さんが可哀想?…だからあたしは横に首を振った

はるねえも気を使ってる…

気づいてたんだなんてことを思いながら
あたしはお風呂に行く準備をした