「おいおい見せ付けんなよ…」 「ヒューヒューwww」 「緋音真っ赤w」 それぞれが言いたい放題 抱き締めた力を強くした龍也は 緋音の肩に頭をのせ 「見せ付けてんの」 緋音は背中をピンッと伸ばし 顎を軽く引き 両手は真っ直ぐ下ろし ピタッと横身ごろにくっ付けた 声なんか出そうにも 出ない状態であるほど パニックに陥っていた やっと絞り出した声は掠れていた 「…ない………」 「はぁ??」 龍也は緋音の顔を覗きながら 眉間に皺を寄せた 「意味わかんない…」 「んだよ、それ…」