緋音は完敗した気分だった 悔しくて苦しくて… 「龍也、きらい…!!!」 「そんなこと俺に言っていいのかよ??」 今にも泣き出しそうな緋音 艶やかな笑みを浮かべる龍也 対照的な二人が見つめ合う 龍也は手を伸ばし緋音の頬に触れた ……えっ!?… 「…好きだよ。」 龍也はそう言うと 頬にある手を緋音の手首へ 素早く伸ばし グイッ 「うわぁっ!!!」 踏ん張る時間を与えてもらえず 無抵抗なまま緋音は 龍也の腕の中へ 引き込まれた