「助けて…っ!!」 その時誰かの声が聞こえた。 「由紀…!!」 視界がぼやけて誰かが分からない。 手を伸ばすとその人は私の手をしっかりと握り返してくれた。 その人の手はとても温かくて心地よくてずっと握っていたかった。 あぁ…私この人の手を知ってる。 さっきは握れなかった大好きな人の手。