「……」 私は何も言えずにただ立っていることしかできなかった。 ただ立って、みていることしかできなかった。 二人は当たり前のように恋人に見えたから。 「馬鹿止めろって…俺は由紀を待ってんだって」 ピタッと止まった真紀は何でと言わんばかりに首をかしげていた。 「何であんたが由紀を待ってるの?」 「別に良いだろ?ってか由紀遅いな」