happy birthday~君との約束~㊦



けど、私たちが学校に着くまでそれほど時間は続かなかった。


「学校ついたな…」


名残惜しそうに翔太の声が耳に届く。


「うん」


私は翔太の手を離した。


「それじゃ…ありがとう」


夢はあっという間に覚めてしまう。


なのに嫌な夢はなかなか覚めてくれない。


世界というものは不公平なんだ。