「手袋が無いのは簡便な?」 そう言うとぎゅっと私の手を握り翔太のブレザーの中へと入れられる。 「ちょ、ちょっと!!」 「風邪引かないためだって言ってんじゃん」 そう言いつつも、こんなんじゃ他の人から見たら彼氏と彼女じゃない!! 私たちはもうそんなんじゃないのに…。 「し、仕方ないなー」 可愛くない自分の性格にこれ以上に呆れる日が来ることは無いだろう。