玄関の壁に寄り掛かるように立っている翔太の姿があった。 「どうして…」 色々な疑問がわいてくる。 どうして翔太がここに居るのか。 何を思ってそこに居るのか。 翔太は振り向くと前のように笑ってこう言った。 「おはよう、由紀」 あの時と一緒のように。 「ごめんね由紀」 そう謝ったのはお母さんだった。