真紀が私にメイクをしていく。 「ただ不器用で捻くれているだけなんよ。でもね、言ったでしょ?信じて上げてって」 真紀は私にあいつの事を信じて上げてって言った。 ――…私はそれを忘れてた。 信じる事を忘れていたんだね。 「これの服も由紀のために作られたたった一つのものなんだから」 「え…?」 真紀が私に着せてくれたのはたった一つの……。