「お母さんがここで働いているの、そういうあんたは?」 「えーっと…」 答えに詰まってしまった。 あの事があってからは真紀と話すことはなかったから…。 気まずさが二人の間の空気に漂っている。 「ま、そこに座って話さない?」 近くにあった椅子を指してそちらへと歩いて行く。 私は気まずいまま真紀の後を追って何も言わずに椅子へと座った。 「そう言えば由紀と話すのいつ振りだろう?」 「そうだね。半年ぐらい?」