…まて、もしかしたら聞き間違いかもしれないから…




「…誰に嫌われてんの?」




やっぱりその部分聞かれてたぁっ



思わず私は放心状態になってしまった



「…凛?」



「べ…ベツニ…ナンデモナイヨ…?」



「…片言…?」



へ、変な奴を見た目で見られた…ちょっとショック…



「…で、誰に?」



瞬はその淡麗な顔を近付けてくる…


私は顔がじわじわと熱くなるのを感じ、思わず顔を逸らした。



「…い…イチゴ牛乳…大サイズと小サイズ…どっち…?」



顔の熱さを感じ取られたくないから、私は自動販売機の方に身体を向けお金をいれた。




「じ…自分で押してね…?」