「…俺、君らと友達になる気なんかないから。よろしくしないで。」
中井のその一言で空気が凍った。
「中井くん!」
「なんだよお前。こっちが気持ち良く話してんのに空気悪くしやがって。」
「た、忠志、落ち着いて。」
「もう絶対お前とは喋らんからな。寛太、サワ、行こうぜ。」
「え、」
忠志は2人の腕を引っ張る。
「井上くんも、もう俺には近づかんで。」
中井は表情を変えずにそう言ったが、その目はどこか悲しそうだとサワは思った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…