しばらく何も考えられなくてボーッとしていた。
鹿島は誰かと電話している。
「うん、うん、そう。命に別状なかったけど精神的ショックで意識が戻らないみたいなんだ。…え、話?…今は無理かも。ちょっと聞いてみる。」
鹿島はちらっとこちらを伺った。
「今岡、父さんが話聞きたいみたいなんだけど…今は無理だよな。」
ああ、警察官のお父さんと話していたのか。
「…いいよ。」
「え、大丈夫なのか?」
「おん。」
「…答えれるだけでいいからな。」
鹿島に電話を渡された。
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