目が覚めた。もうしばらく寝れない。寝たくない。 「鹿島、お前寝ろよ。俺はもう大丈夫だから。」 「いやいやいや。俺が寝れると思うか?夜行性のこの俺が。」 「知らねえよ。」 「なんか飲む?」 「さっきドリンクバーで散々飲んだ。」 「それもそうだな。今岡、暇なんだけど。しりとりでもするか?」 「…お前のんきだな。」 「こういうときこそ余裕持ってどしっと構えとかないといけないんだよ。」 「…素数でも数えてろ。」 「…今岡お前冷たいやつだな。」 ひとりじゃなくて良かった。