「ユウ!大丈夫!?平気!?」 「お前…」 目の前にいたのは警察ではなくサワだった。 「…なにしてんだよ。警察は?」 「警察なんておらんよ。嘘。」 「は?」 「僕の力じゃユウを助けられんけん。すごい傷。病院行かんと。」 「いいって。」 サワの手を振り払う。