まあいいか。こんな終わり方あまり好ましくないが、別にこの世に未練なんかない。 諦めかけたそのとき、 「お巡りさーん!こっちですー!」 高い大きな声が聞こえた。 お巡り?うわあ…やべえ… 「げっ!お前ら逃げるぞ!」 その場に武器を捨てて逆の出口から逃げていく男たち。 俺も逃げなきゃと思うが、体に力が入らなかった。