もしかして、俺のメールは忙しいサワにとって迷惑だったのだろうか。

「なあ!買い物行こうや!服ほしい服!」

二宮が中井を引っ張る。

「お前服買いすぎやん。」

「新しいん着たいやん。それに、サワよりマシやって。」

サワのセンスがいいのか悪いのかわからない派手な服が目に浮かぶ。

「もう。今岡くんも行こや。」

「あ…俺はいいや。服とか見ねえし。眠たいし。」

「そ?じゃあもう帰るん?」

「おー。」

「わかったー。また明日なー。」

2人と別れて家までの道を歩く。