「結菜・・・ごめん」 私は結菜のポイントで支払った。 結菜のポイントは全くと言っていいほど無くなった。 本当にこれでよかったのか。 「よくやった」 「安原君・・・。 どうしよう安原君」 「お前のやったことは間違いじゃない」 「本当に?」 今まで親友だった結菜。 裏切られるよりも裏切るほうがもっとつらいんだってわかった。 そしてそれと同時に涙が溢れてくる。 なぜなら。 ポイントが少なくなって結菜が退場する確率が大きくなってしまったから。