「どういうことと言いますと今見ているものそのものです」 「お前らが山崎を殺したんだ」 私たちのクラスメイトの山崎さんが殺されたことは許さない。 皆そんな思いで口々に言っていた。 草太と結菜・・・・ そして安原君・・・ 私を除いては。 「静かに!!!!」 それは聞いたことのある声だった・・・。 「白崎先生。」 無表情のままトコトコとこちらに向かっている。