買い物から帰ってきて、


リビングでくつろいでいると、


「茉李遊のお母さんに頼まれたしな~」


なんて、言い出した。



「なに!? なにを頼まれたのっ!?」


お母さんのことだから


彼方に変なことを言っても


不思議じゃない。




ガッと彼方の肩を掴むと、


勢いありすぎてそのまま


二人とも倒れてしまった。




「ふっ、随分積極的だな?」



「あっ、とこれは……」