「土方さーん璃桜寝ちゃったので連れていきますね」

「おうわかった。まぁもうそろそろお開きだな」


土方に一言いうと沖田は璃桜の腕は自分の首にまわしたまま抱えて出た


軽いなぁ~…

こんなに軽くて、細くて強いなんて…
ずるいよ璃桜は

沖田は無防備で心地よさそうに眠る璃桜をそっと布団の上に降ろそうとした

でも璃桜の腕は細いのにガッチリと沖田の首に巻き付けられていて全然離れなかった


「…まぁ、もうお開きだしこのまま寝るか」


観念した沖田は璃桜を抱き締めながら一緒に布団のなかに入った


「全然妖怪には見えないよ、璃桜…」


沖田は微笑んで璃桜の頭を撫でながら呟いた