「で、でも私、人間じゃ…」

「人間だよ!璃桜は人間だ」

「それに半妖なんだろ?ってことは半分は完璧な人間じゃん」

「私が…人間…?」

「嗚呼!そうだよ!」


あーなんでだろう?
涙が…
涙が止まらない

嗚呼…わかった
やっとわかった…
今までわかっていても蓋をして見ぬふりをしていたこの気持ち
わからないふりをしていた…
本当の私の気持ち


「私は…ぃたくない…」


璃桜は震える口で言った


「私は…私はっあそこに戻りたくない!!ここにいたい!ここに…新撰組に…みんなと一緒にいたい!」


璃桜が泣きながらそういうとみんな笑った