《数分後》 ―カラカラ 着替えた璃桜がそっと襖を開ける 「あ、璃桜、さっきのき「ところで丞」」 予想通り傷について聞こうとした沖田を遮って丞に話しかけた 「なんやぁ~?」 「ちょっ!!無視?」 「お前、どうして知っている?」 「へ?」 璃桜はにっこり笑いながら逃げられないよう丞の肩に腕を回しながら言った 「惚けるな、何故背中のことを知っているか聞いてるんだよ」 「あ、それ僕も気になる」 「え?そっそれは~…」 目を泳がす丞