「山崎君…」 「なんや、気づいてたんか?」 声とともに天井の板が外れて目の前に黒い塊が落ちてきた 「無論だ」 「いつから?」 「初日の夜…」 「最初っからやないか!」 煩い… ここのやつらは煩いやつらばかりだ 「まぁ、えぇ…わいは監察方の山崎烝や、よろしゅう」 丞はそういうと璃桜に手を差し出した 「…………なんだこの手は」 「なんだって…握手や握手!ほれ!」 丞はそういうと璃桜の手を握って握手をした 「…はぁ…とにかく私は着替えるから、二人とも向こう向け」 「「はいはーい」」