「…光に宿りし力よ…我が名は璃桜…真の力を我の前に示せ」 私が呪文を唱えると光が発し、私と沖田を包む 母があの日…連桜の襲撃にあったときに使ったこの呪文 これは呪文を唱えたものの力を極力まで使うことができる ─命と引き換えに つまり"死"ということだ ─ドクンッ 「……っ」 ─ドクンッ 胸が締め付けられるように痛い 苦しい… ─ドクンッ 嗚呼…私は死ぬんだ 沖田を助ける代わりに