「璃桜、傷大丈夫か?」 「佐之…大丈夫だ。1週間ほどで治るだろう 」 「すまねぇ…ついてきたのに全く何もできなかった…」 土方が悔しそうに謝った 「そんなことない、嬉しかった…それよりも」 璃桜は真剣な顔つきになると沖田を見た 「何?璃桜」 「何ではない、早く私の血を飲め」 璃桜はそういうと怪我をしていない方の腕を切って差し出した 皆怪我をしていないか確認するが沖田に怪我らしきものはなく、顔色ひとつ変えていなかった 「な、何を…」 「嘘つくな!!お前から血の臭いがプンプンする!!」