「みんな…なんで…」
目を見開く璃桜の視線の先には翼に遅れて走ってくる新撰組
「来ないで!!」
璃桜の大声で皆が止まる
「何で来たの?」
「お前を守るためだろーが!!バカ野郎!!」
顔を歪めながら言う璃桜に土方が怒鳴った
「わっ私を守るって…バカはそっちだ!アイツは元人間だったとしても、もう怪物だ!!アイツの身体はもう人間ではない!!」
「クックックッ…そうだなぁ…俺ももう弱い弱い人間ではない…お前らなど簡単に捻り潰してやる」
─カキンッ
璃桜はとんだ刀を掴み新撰組に襲いかかろうとする連桜の刀を受け止める



